結婚式場の絨毯が赤いのはどうして

結婚式場の絨毯が赤いのはどうして

結婚式場の絨毯が赤いのはどうして

赤絨毯といえば、国会議事堂が有名だが、長い年月の間に、多くの人が踏んでいるため、お世辞にも赤とは言えないというのが現実だ。

それに比べれば、結婚式場の廊下の絨毯は本当の赤である。民間企業だけあって、常にきれいな赤いものを使っている。

赤はおめでたい色だから、まさに結婚式場にはふさわしいように思えるが、実は、それだけが絨毯が赤い理由ではないようだ。

大安の休日ともなれば、何組もが式をあげるので、分刻みにスケジュールは消化されていき、とても「一生に一度の感激」をゆっくり昧わっているひまなどないくらい、急がされている。ところが、それでも新婚のカップルたちは、うっとりと満足しているのである。その秘密が赤い絨毯にあるという。

赤には時間を長く感じさせる心理効果があるというのだ。そのため、同じ5分でも、もっと長く感じるので、そんなに急かされている気がしないとか。